横浜市担当局による
「南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋立に反対する会」
市長宛抗議文への対応の説明
◆ 日時:2011/9/22 14:00-16:20
◆ 場所:市役所内1F小会議室
◆ 出席者:
環境創造局 下水道施設部長 小浜部長 :建設、維持管理
環境創造局 下水道計画調整部 下水道事業推進課 中村課長 :下水道技術、下水道の経営、中期計画、技術評価、安全評価
資源循環局 山田課長 :処分場管理
井上桜市議会議員
南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋立に反対する会 代表メンバおよび賛同者
◆ 配布資料:
・記者発表資料
・埋め立てを実施します(記者発表資料)
・下水汚泥は資源の宝庫
・南本牧最終処分場のパンフレット
◆ 冒頭挨拶
中村部長から:
おわび。9月9日記者発表。
今回凍結に決定。丁寧な説明をしていく。
時期的にはいつまで凍結かわからない。
市民が安心して納得しなければ実施しない。
◆ 市局からの発言のまとめ
◇ 9月9日発表の「
・安全評価上、処分に関する国のめやすは3つ示されていた。
(事故以前から)一般公衆、作業に関する者、 工事に関わる者。国際原子力機構の値。
・「安全評価検討書」は、「(国の)考え方」「
つまり指針が無かったため、国の「めやす」に従った。
・国のめやすは変えられないので、
・実験室レベルで、
・委託の費用1400万円。但し支払いは未。
これらの費用は東電への請求対象として考えている。
・9月9日発表、15日以降埋め立て、
・8月末に、8,000bq/kg~100,000bg/
◇ 焼却場に関して
・以前、8000ベクレル以上の灰は出たが、別に保管。
・焼却時、敷地境界で計測を実施。特に問題ないと考えている。
・放射線量は、いずれも最近は下がってきている。
・北部では、焼却灰を改良土(公共工事の埋め戻し材)
最大で13,000bq/kg。
最近は4,000bq/kg程度。
・南部では、焼却灰はセメントの原料として再利用してきた。
横浜改良土センタ株式会社。その後、
最大6,468bq/kg検出された。
今でも。100Bq/kg以下のものは使っているが、
最近は2,000bq/kg程度。
◇ 南本牧処分場・海面埋め立てに関して
・南本牧処分場で、
・これまで水を海に戻す時、
・実験室レベルで、
・南本牧処分場を作った時の津波想定は1m、3月11日には1.
・水においての放射能の検出限度は10Bq/l。
◇ 市長の凍結発表前後の対応
・事前に小学校には説明していない。
・すでに凍結についての説明会を行っている。
・凍結のお知らせとお詫び、はほとんど終わった。
◇ その他
・被災地のがれき受け入れは、
・放射性対策部がある。(3副市長と関係局による)
トップは災害対策本部の長である市長。行政職。
この会議は、専門家の意見を聞く場ではない。
・余分な費用は東電に請求する。
・すでに、東電への申し入れは行った(日程は確認必要)
◇ 今後、市側が検討していくこと
・市長の凍結発表を受け、安心を安全にかえていくことを検討する
・中間置き場、管理施設、仮置き、
・国・東電への申し入れ(原子力障害賠償法)を行う
・独自の基準を作ることも含めて検討する
・南本牧処分場の津波対策
・凍結、検討経過を含め説明するやりかたは、
◇ 市側から会へ
・褒章費の額を知らせる
・すでに行ったという東電への申し入れ日を知らせる(
◆ 市民側からの要請・提案のまとめ
◇ 処分について
・最低でも、津波対策が終わらないと、処分はできないはずだ。
・灰をそのままの状態での海面埋め立ては中止して欲しい。今、
・8000ベクレル以下でも、
・国の基準で処理した場合でも、
◇ 安全性の基準設定に関して
・有識者を市民から推薦したい。
・有識者に、人体への影響の専門家、
・国のめやすでをそのまま使うのではなく、
・安全を確認するには、現場を見て欲しい。(「安全評価検討書」
◇ 説明について
・町内会だけでなく、
・説明会は、区民に丁寧に行って欲しい。
・別途意見交換で、安全評価を説明して欲しい。
◇ 全体方向性について
・放射能対策は、今までのやり方では駄目。
・松本市は、
・今回の海面埋め立ての凍結決定は、
・ある程度方向を決めてから、説明会、というのは困る。
・開かれた説明会・意見交換会を説明して欲しい
◇ その他の意見
・安全を安心に、と言うが、
・放射能関係の窓口を一本化して欲しい
・すでに行った研究評価ありきではなく、考え直して欲しい。
・焼却場の排煙にフィルタを設置、
・東電へ抗議していることは知らせて欲しい。
・しっかりとした中間貯蔵をして欲しい。水に埋立てたら、
・東電の敷地への仮置きを検討して欲しい。
◆ 参考:会見中にコメントがあった情報アドレス
8000Bq/kq超100000Bq/
8月31日、環境省、廃棄物対策部
http://www.env.go.jp/jishin/
環境創造局
放射性物質を含有する下水汚泥
http://www.city.yokohama.lg.
大変なまとめの作業有難うございます。
返信削除字句の修正が一つ、褒章費は報償費だと思います。
それから遅れて恐縮ですが「処分」の項目で「しても良い、と法律にある」とあるのを「8月30日成立の特別措置法では国の責務も規定されている」としていただけないでしょうか?
伊藤