2011年12月31日土曜日

2012年1月6日(金)午後、被災地がれき受け入れの抗議として『安全な明日への提案書』を提出し、記者会見を行います

神奈川県と横浜市に提出する文書は、『安全な明日への提案書』という名前にすることにしました。

   「被災地がれき」の受け入れではなく、
   地元での安全な処理への支援策等の検討を!


神奈川県・横浜市に文書提出後、神奈川県庁では記者会見を予定しています。
9月の抗議には100人近くが集まり、同時に電話での抗議が殺到したことが、効いたそうです。

  一緒に行動していただける方、募集中!
  時間がない方、遠い方は、電話で抗議を!


当日の流れや時間などは、決まり次第このページや、ツィッター #hamaosen でお知らせします。

私たちは、将来も安全に暮らせる日本を求めています。それは安心して空気を吸い、水や食べ物を口にし、自然の中で自由に遊べること。このために、今、私たちが神奈川県と横浜市にやって欲しいことを、『安全な明日への提案書』という文章にまとめました。がれきの拒否ではなく、市民・県民、ひいては日本・世界にこれ以上のリスクを負わせないための提案書です。

もうこれ以上放射性物質を再拡散させない、低線量被曝、特に内部被曝を少しでも減らすため、私たちは活動していきます。新年を迎えるとはいえ、絶対に2011年を忘れません。引き続きご支援・ご協力をお願いします!

    市民の力を結集し、放射性物質の再拡散NO!を訴えていきましょう。

(会は元々「下水汚泥焼却灰の埋め立て問題」への対応として発足しましたが、勉強・情報収集の過程で、ゴミに含まれる放射性の問題にも関心を持っていました。特に「被災地がれきの受け入れ」は、環境へのリスクを考えると、避けて通れない問題。そこで今回の『安全な明日への提案書』は、「hamaosen対策協議会」という名前で提出します。今後も、関連問題はこの名前で活動していきます。)

個別の質問やご意見は、hamaosen@gmail.com へ

2011年12月28日水曜日

第3回の要望書の回答が来ました

12月12日に第3回の要望書を提出し、15日に話し合いをしましたが、その要望書の回答を本日受け取りました。(回答文pdfはこちら)

2012/01/06 神奈川県・横浜市に抗議文提出します!

先日、黒岩神奈川県知事が表明した「被災地がれき」の受け入れについて、hamaosen対策協議会として抗議文を提出し、記者会見を行う予定です。

2012年1月6日(金) 午後、横浜市役所および神奈川県庁へ抗議文提出

私たちも津波の被害を受けた被災地は応援したい。その被災地の支援は瓦礫の受け入れではない方法で実現して欲しいと希望しています。

ゴミ焼却・放射性物質の扱いに関する勉強会

12月27日、環境ジャーナリストの青木泰さんに、ゴミ焼却の問題や、放射性物質の扱いに関する法律などについて、いろいろお話を伺いました。おりしも神奈川県知事の「被災地がれき」受け入れ表明があったため、タイムリーな勉強会となりました。
会では改めて、2012年2月25日にシンポジウム形式での勉強会を実施する予定です。

2011年12月25日日曜日

黒岩神奈川県知事の「被災地がれき」受け入れの件

2011年12月20日、黒岩県知事が、被災地がれき受け入れの受け入れ表明を行いました。

 会では、南本牧の汚泥焼却灰問題に類似した、放射性物質再拡散をさせないことを目的にした、「hamaosen対策協議会」という名前で、以前にも放射性物質を含む瓦礫を受け入れないことを横浜市および神奈川県に要請しています。同時に、汚泥焼却灰の問題の話し合いの場でも、何度も瓦礫受け入れの件は、これ以上放射性物質を拡散させないためにも、受け入れを行わないで欲しいと要請していました。

 今回の「被災地がれき」の受け入れは、放射性物質を拡散させ、神奈川県の空気・水の汚染が進むことが懸念されます。このため、会では、年明けに、抗議文を神奈川県と横浜市に提出することにしました。


2011年12月21日
読売新聞: 震災がれき受け入れ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20111221-OYT8T00053.htm

カナロコ : 被災地のがれき受け入れへ黒岩知事が再表明、横須賀の処分場など
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1112200043/



12月15日、第3回目の話し合いを実施しました。

12月15日に話し合いを行いました。
今回は会からは比較的少人数で出席しました。

IWJ_KANAGAWA2 2011/12/15 02:30
http://www.ustream.tv/recorded/19151244

IWJ_KANAGAWA2 2011/12/15 03:08
http://www.ustream.tv/recorded/19149340

2011年12月13日火曜日

12月15日に向けて~要望書の提出

 12月12日(月曜日)横浜市役所の横浜市健康福祉局・安全課に行ってきました。そこで、12月15日(木曜日)の話し合いのテーマとなる、「南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋立に反対する会」の3回目の要望書を提出してきました。  


 今回は、放射線対策本部のある「健康福祉局」に提出してきました。  


 また、横浜市会議員の皆さまにもこの問題を知っていただきたい!とのことで、話し合いに来てくださいと言う文書もお持ちしました。議会局の秘書さんから各党の受付窓口に連絡を取っていただき、各党(自民党・民主党・公明党・みんなの党・共産党・ネット、無所属クラブ・ヨコハマ会)の部屋に伺いまして、文書を配らせて頂きました。

2011年12月11日日曜日

12月15日 当局との第3回話し合いを行います

第3回目となる当局との話し合いを15日午前10時から行います。
今回は、じっくりと話し合うことを目的に、何度も事前の話し合いを重ねて来た会の共同代表が中心となって、話し合いを行うことにしました。IWJさん他でネット中継予定。

2011年12月4日日曜日

スイス国営テレビの放送内容には、誤解があります

10月26日に取材を受け、11月2日に放送されたスイス国営テレビの放送
http://www.tsr.ch/video/info/journal-19h30/3560416-le-grand-format-retour-sur-la-catastrophe-nucleaire-de-fukushima.html
ですが、内容に事実ではない、または誤解を生む部分があることがわかりました。

本会では、頻繁に横浜市の担当局の方や市議会議員の方々と話をしています。会の基本方針として放射性物質の再拡散に反対しており、瓦礫受け入れ反対も市に要請しました。そして今のこの件に関する我々の認識は下記のとおりです。
・汚泥焼却灰の南本牧への埋め立ては凍結状態。コンテナに詰まれて保管されています。
・瓦礫受け入れは行われていない
・横浜市は、仮に瓦礫を受け入れても、焼却灰を処分する場所がない

テレビの放送内容について、会からも誤解を招くと抗議をしていきます。

捕捉:
・横浜市で焼却されているのは、一般ゴミ、下水汚泥、上水汚泥の3種類
・一般ゴミの焼却灰は、今でも南本牧処分場に埋め立てられています。
 (下水汚泥、上水汚泥は、311以前は改良土、セメント材料などへリサイクル)
・9月14日に凍結されたのは、下水汚泥焼却灰の南本牧処分場への埋め立て
・横浜市の最終処分場は、南本牧の1箇所だけ

問題の箇所:
Le maire Fumiko Hayashi a autorisé le déversement de cendres radioactives pour la construction de polder gagnés sur l'océan pacifique.
 林文子市長は福島からの放射能に汚染されたcendres(灰)を受け入れ、埋め立て用に太平洋に投入することを許可した。
 →これは事実ではないと認識しています。そもそも灰を受け入れることはありえません。

Les cendres ont été transportées ici par camion de la région de Fukushima.
 cendres(灰)はトラックで福島地域から運ばれてくる。
→少なくとも11月2日現在では国からの瓦礫受け入れ要請もないと聞いています。
 (本会への回答文に記載されています)

Face à la colère de ses habitants, les déversements ont cessé.
 住民の怒りの抗議で投入は停止された。
 →中止されたのは、横浜市の汚泥を焼却した灰の埋め立てです。