2012年4月15日日曜日

3月28日市役所市長向けアクションについて(ご報告)

協賛団体の皆様
ご協力頂いた皆様

3月28日市役所市長向けアクションについて(ご報告)

 協賛団体の皆様におかれましては、本アクションに主旨ご理解ご賛同賜り、改めて御礼申し上げます。また、ご参加ご協力頂きました皆様におかれましては、お忙しい中まことにありがとうございました。下記にアクション状況と結果、成果をご報告申し上げます。

                      記

1.抗議・要請アクションの主旨
   
 これまで当会のみならず、各市民団体、市民個人が市長宛て要請・抗議を行ってまいりましたが、市長秘書室担当者を通じての抗議書、要望書の提出、もしくは担当局との話し合い、文書回答という形態を何度も繰り返して来ました。
 こうした文書要請に対し、当局が従来の考え方を変えることは、極めて稀であり、首長の判断による早急かつ抜本的な市政改善を私たちは希望してきました。
 しかし、なかなか市長への直接面会はかないません。
 そこで、あえて事前の申し入れなく、しかし市長の公務への影響が少ないと考えられるタイミングを計って抗議・要請書を手渡すこと、許されれば直接市長の考えを問うことにより、状況を打開することが今回の大きな目的、主旨となったということです。

2.抗議・要請内容

 主に、瓦礫広域処理に関する民主的手続き、及び、瓦礫受入以前の、横浜市の廃棄物行政における、放射能汚染対策に関しての抗議・要請です。詳細は別紙(抗議書、要請書)をご参照下さい。

3.当日アクションの概要報告
(1)当日アクション状況
14:00※ 参加者集合、アクション主旨段取り説明。
       平和的アクションの呼びかけ等。
14:50  市長記者会見中の応接前(市長室前)に移動。
       市長の出待ち。
       市側警備強化(秘書課、総務課、資源循環局)
15:15  市長退出
       警備が囲み突進。散在する市民ともみ合い。
       ~16:20まで、市秘書課当局と手渡しについて交渉。手渡しを断念。
16:20  予定20分遅れで、記者会見実施。16:40終了。
16:30  当局(資源循環局)への抗議要請提出。
      内容、対応に関し協議。

(2)市長室前での状況について
 市側の強硬な過剰警備により、子供さんを含むご参加頂いた市民の皆様が、警備から怒鳴られる、体当たりされるなどの状況が発生しました。幸い怪我をされた方は出ませんでしたが、予想以上の過剰警備への運営の誤判断もあり、被害を受けた方、危険を感じられた方にはお詫び申し上げます。

 事後談となりますが、4月2日、市秘書課とhamaosen対策協議会代表、運営責任者により本件に関し、会談を実施しました。当方は、セブ市長来訪により、アクション時間を変更するなど、混乱防止に配慮を行っていたたことを説明し、強行突破が無ければ混乱は抑止できたこと、過剰警備により一部の方に危険が及んだことを抗議し致しました。 
 市側は、要人警護の関係上止むを得ない対応と回答。会話の上、相互に一定の理解を共有し、
  • 今後は市民、警備が入り混じるような行動を行わない
  • 市長転倒に関しては市民側に責任は無い    
を確認いたしました。
 
 ただし、本会談においても、市長直接面会については、前向きな回答は得られませんでした。

3.本アクションの成果について
(1)市長の非民主的行動に対し、多くの市民が抗議に集まったことにより、市長は初めて事の重大性を認識したと思われ、今後の独断的行動への制約となったと考えております。
(2)本アクションは市当局(環境循環局)に対しても、市民の怒りと切実な思いが相当にプレッシャーになったと思われ、16:30からの会合においては、「市民合意無く市が広域処理を開始することは無い」との回答を得るに至り、一定の成果を得たと考えております。
(3)要請への回答は4月16日期日で受領予定です。追ってHP等でお知らせ申し上げます。
(4)市長面会、市長への新たな要請の手渡しに関しては、今後、方策を検討し、当局にも重ねて申し入れを行ってまいります。
     
4.その他
(1)メディア露出についてのアナウンスが不十分とのご指摘がありました、取材が入る旨のアナウンスは今後徹底するように改善致します。
(2)市長室前での混乱時に危険を感じた方がいらっしゃいました。上記市2.(2)にも記載致しましたように、今後一般参加の皆様を募る場合には、市民と警備の線引きを明確にし、混乱を避けるように整理に努めることと致します。

                                            以上

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