2014年7月24日木曜日

井上さくら横浜市議会議員のtwitter情報と補足

井上さくら @sakuraline    7月22日   

【横浜の汚泥焼却灰、コンクリートに】①~⑤

放射性セシウム汚染が継続している汚泥焼却灰、横浜では港湾関係者や市民の反対により埋立てが止まり保管中だが、これをコンクリートの骨材として民間会社が引き取って製品化、市場に出す事になった。
一日10トンを南部下水汚泥センターから運び出す。

最近の横浜の汚泥焼却灰汚染度は400-500ベクレル。
これをコンクリート原料の一部として希釈するので製品としてはクリアランスレベル(100Bq)以下になり安全という。
で、受ける会社とはどこ?
と聞くと「それは言えない」と担当者。

本当に安全なら、受託会社名も汚泥焼却灰から製造されるコンクリートの製品名も公表すべきですね。
「風評でこの事業が止まると困る」との事ですが、安全に関して消費者が判断できる情報を出さずにこういう事すると、逆に業界全体が困らないでしょうか?

横浜市は汚泥焼却灰を引き取ってもらうため、1トンあたり約3万円の費用を税金から業者に支払う。
コンクリ製造業者は、材料も処理費用も市から貰って製品化し、これを市場で販売。
公金で行われる事ですから会社名を伏せてはおけないはずです。

「埋立てもダメだしコンクリ化もダメ、じゃあどうしろと」
放射性物質を希釈、拡散すれば、環境中にバラまかれ管理が困難になるばかりです。
集中、減容⇒封じ込め・厳重管理、が基本。
8,000Bq超にして法に基づく管理をすべきと思います。

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hamaosen補足:
311以前も横浜市は有償で汚泥焼却灰の一部をセメント材料として引き取ってもらっていました。
しかし受け取りを拒否され、焼却灰は溜がたまっていき、2011/09の南本牧処分場(つまり水の中への)埋め立て発表に至りました。(その後市民の反対で凍結)
しかし コンテナに入れるなどの対応も限界に近づきました。そこで市は、2013年秋、南本牧の埋め立てではない部分(と市は主張するゴミで陸地化した部分=それでも水分は非常に多い部分)に、試験埋め立てをすると発表、地元への説明などを行いました。港運協会、地元の一部の反対もあり、凍結状態が継続していました。
なお、昨年は、セメント会社が風評被害を恐れて300Bg/kg以下になったとしても、コンクリートの原料として受け取ってくれない、という情報もありました。

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