2013年5月20日月曜日

会の名称について:これからの方針

わたしたちは、2011年9月に「南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋立に反対する会」を発足、その後はより広い問題を議論したいと「hamaosen対策協議会」という名称を使って活動してきました。今後は、会の名前をhamaosen対策協議会に一本化した上で、横浜・南本牧への放射性焼却灰処分を考えていくことにしました。

  汚泥焼却灰の南本牧処分場への埋立凍結発表から1年半が過ぎました。
  凍結は今も続いています。

実は、汚泥焼却灰中のセシウム濃度は、事故後1年を過ぎた頃から800Bq/kg~1000Bq/kgレベルを推移し、あまり下がっていません。このため新しく発生する処分不能な焼却灰は増え続けており、コンテナ保管場所も限界に近づいています。それだけでなく、南本牧処分場側の埋立可能容量にも壁もあることを知りました。

埋立なければ汚泥焼却灰の保管場所がなくなる。かと言って、埋め立てると一般ごみの灰を埋め立てる場所を圧迫する。

こういった環境の中、わたしたちは埋立に反対するだけではなく、技術的・法律的に焼却灰はどのように処理できるのか、その可能性を「拡散しない」という制限の中で探ることが重要であると考えるに至りました。

ブログ更新の頻度は低いですが、わたしたちはこの問題に多角的に引き取り組んでいます。

(一緒に考えようと思ってくださる方は、hamaosen@gmail.com までご連絡ください)